ファイブ 第5話
あのウィンターカップ県予選の2回戦の次の日からチームの目標は変わった。
“打倒琉南!!”
竜也は高校時代の恩師に対抗心を燃やし練習の指導に熱が入った。
部員達も竜也の気持ちに応えるように練習に今まで以上に熱が入った。
今までの練習とは違う強豪に勝つために。
そんな時、竜也に嬉しいニュースが…
佑樹が本格的に車椅子バスケを始めたのだ。
竜也は舞台は違うけどお互いに頑張ろうと誓いあった。
前よりも熱の入った練習に顧問の琴美も顔を出すようになった。
今までの顧問は練習に顔を出すどころか部員すらも把握していなかったのに、琴美は違った。
竜也の誰よりも生徒達への情熱に自分も顧問として頑張らなきゃいけないと思ったのだ。
そして、チームは琉南高校に勝つために心が一つになった。
そして、ある日の練習試合。
相手は琉南高校よりレベルは多少落ちるが県内では常にいいところにいる南城高校。
試合前、竜也は部員達に言った。
「この試合は練習試合とはいえ本気で行け!!相手を本気にさせろ!!俺達の最大の相手は琉南だからな!!」
「はいっ!!」
部員達は答えた。
試合は始まった。
第1ピリオドから積極的なプレー。
今までとは違う。
勝つことへの執着心がでてきたのだ。
コートもベンチも昔とは違って活気がある。
南城高校もヤバイと思ったのか練習試合には珍しく主力をコートに入れてくる。
それでも、浦添東高校の勢いは止められず終わってみれば…
84対65。
浦添東高校は確実に力をつけていた。
高い目標に向けて。
試合後にはミーティングをするようにもなった。
その日の課題点を挙げて全員で考えるために。
そこで、竜也は…
「この試合は勝ったけど俺は満足はしていない。」
竜也はプロで現役としてやっていた時みたいに熱くなっていた。
そんな竜也を見て真は思った。
「俺も監督みたいにプロの世界でプレーしてみたい。いや、監督以上になってNBAでプレーするんだ!!」
真は今まで以上に高い目標ができバスケに対する情熱も変わった。
チームは成長しながら、ついにインターハイ県予選をむかえるのであった。
第5話 終
“打倒琉南!!”
竜也は高校時代の恩師に対抗心を燃やし練習の指導に熱が入った。
部員達も竜也の気持ちに応えるように練習に今まで以上に熱が入った。
今までの練習とは違う強豪に勝つために。
そんな時、竜也に嬉しいニュースが…
佑樹が本格的に車椅子バスケを始めたのだ。
竜也は舞台は違うけどお互いに頑張ろうと誓いあった。
前よりも熱の入った練習に顧問の琴美も顔を出すようになった。
今までの顧問は練習に顔を出すどころか部員すらも把握していなかったのに、琴美は違った。
竜也の誰よりも生徒達への情熱に自分も顧問として頑張らなきゃいけないと思ったのだ。
そして、チームは琉南高校に勝つために心が一つになった。
そして、ある日の練習試合。
相手は琉南高校よりレベルは多少落ちるが県内では常にいいところにいる南城高校。
試合前、竜也は部員達に言った。
「この試合は練習試合とはいえ本気で行け!!相手を本気にさせろ!!俺達の最大の相手は琉南だからな!!」
「はいっ!!」
部員達は答えた。
試合は始まった。
第1ピリオドから積極的なプレー。
今までとは違う。
勝つことへの執着心がでてきたのだ。
コートもベンチも昔とは違って活気がある。
南城高校もヤバイと思ったのか練習試合には珍しく主力をコートに入れてくる。
それでも、浦添東高校の勢いは止められず終わってみれば…
84対65。
浦添東高校は確実に力をつけていた。
高い目標に向けて。
試合後にはミーティングをするようにもなった。
その日の課題点を挙げて全員で考えるために。
そこで、竜也は…
「この試合は勝ったけど俺は満足はしていない。」
竜也はプロで現役としてやっていた時みたいに熱くなっていた。
そんな竜也を見て真は思った。
「俺も監督みたいにプロの世界でプレーしてみたい。いや、監督以上になってNBAでプレーするんだ!!」
真は今まで以上に高い目標ができバスケに対する情熱も変わった。
チームは成長しながら、ついにインターハイ県予選をむかえるのであった。
第5話 終
Posted by
♪お毛毛♪
at
2010年07月08日
00:01
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