♪お毛毛♪プレゼンツちゅら劇場

ひまんちゅな♪お毛毛♪が贈ります暇つぶし小説です(笑) 書く技術なんてないんで、あまり内容はくだらないですが読んでくれる方々をほんわかさせればいいなと思っています。
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ファイブ1.5 第5話

第4クォーター開始。

開始早々、浦添東は攻めまくる。

メンバー全員が心を一つにして。

点を取れば相手も点を取ってくる。

初戦にしては中々の好ゲームになってきた。

竜也もベンチから

「油断するな!!ゲームだけに集中しろっ!!」

ブライアンも

「我慢です!!今は相手に勢いがあるぶんひとつのミスが命とりです!!」

コートでは。。。

真がメンバー全員に声をかける

「点を取ったら、すぐに守るぞ!!相手は西村だけじゃないからな!!」

序盤とは違ってきた真に福岡の西村が

「これはガチだぞ!!相手をなめなるな!!」

浦添東も徐々に点差を縮め残り3分で逆転に成功した。

しかも、両チームトリプルスコアで。

客席からこのゲームを見ていた二人がいた。

竜也の所属していたプロバスケットチームのドサンカーズ北海道のオーナー篠塚英里子とヘッドコーチの岡村真也だ。

「竜也も成長したな。こんなに素晴らしいチームを作るとは。。。最初、地元の高校で指導者になると言った時は驚いたけどさ。」

真也の言葉に英里子も

「まだ現役でできるからってフロント全員が説得したのに。。。でも、引退して指導者になっても竜也らしいわね。」

そして、真也は真を見て。

「あの仲村って選手は現役時代の竜也にプレーがそっくりだな。仲村くんを第2の竜也として育てたい。」

その言葉に英里子は

「じゃあ、西村くんと一緒に仲村くんもリストに入れてオファーを出します。」

と言った。

そして、試合は。。。

再び福岡が逆転して残り5秒。

111対110。。。

真がスリーポイントのラインからリングに向けてショットを放つ。

そして。。。

リングに嫌われブザーが鳴り試合終了。

結局、浦添東は福岡に勝つことは出来なかった。

しかし、終了後。。。

福岡の西村が真のところに駆け寄り

「俺が今まで試合した中で今日のゲームは最高だった!!次はプロの世界で勝負しよう!!」

と言うと真も

「俺も今日のゲームは色々と学べて最高だった。俺達のぶんまで絶対に優勝しろよ!!そして、次は必ずリベンジするからな!!」

一方、ブライアンは竜也のところに来て

「新城さん、あなたは最高の指導者だ。また、あなたのチームと試合できる日を楽しみにしてますよ。」

ブライアンの言葉に竜也は

「いやいや、俺はあの子達に色々と教わったんですよ。まだまだ半人前です。でも、いつかは最高の指導者になってブライアンさんのチームにリベンジしますよ。」

お互いに熱い握手を交わした。

そして、会場を後にしようとしあた浦添東メンバーのところへ。。。

「竜也くん久しぶり!!」

その声の主は恭子だった。。。

第5話 終

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Posted by ♪お毛毛♪ at 2011年09月25日   02:35
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