♪お毛毛♪プレゼンツちゅら劇場

ひまんちゅな♪お毛毛♪が贈ります暇つぶし小説です(笑) 書く技術なんてないんで、あまり内容はくだらないですが読んでくれる方々をほんわかさせればいいなと思っています。
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ファイブ 最終話

第3ピリオド。

さらにお互いに試合はヒートアップしていく。

琉南は王者のプライド…

浦添東は打倒!!琉南!!…

もう、お互いの気持ちのぶつかり合いのようになっていく。

ついに、第3ピリオド終了間際に優が逆転のスリーポイントを決める。

そして、第3ピリオド終了。

竜也は部員達に言った。

「もう、最後のピリオドだ。第4ピリオドは思いきっていけ!!今まで悔しかった気持ちをぶつけろ!!」

第4ピリオドは始まった。

お互いに点の取り合い。

第3ピリオド終了間際に逆転したはずがすぐに返された。

しかし、すぐに浦添東もすぐに取り返す。

そして、第4ピリオド残り1分をきる…

87対90。

琉南リード…

優がドリブルから決めようとした瞬間…

相手の激しいファウル。

優は足をケガしてしまった。

竜也はすかさず宏樹を呼んだ。

「今のお前ならやれる!!思いきっていけ!!」

「監督、わかりました!!」

そう言って宏樹はコートに出た。

フリースローを2本決めて1点差。

そして、残り5秒で…

宏樹がドリブルからショットを…

ボールはリングに入った。

91対90。

試合終了。

ついに、浦添東は琉南に勝ったのだ。

「やったぞ!!」

竜也は思わず叫んだ。

「監督、俺達やりましたよ!!」

真が涙を見せた。

「お前らはやれば出きるんだ!!これがその証拠だ!!もう弱小じゃないんだぞ!!」

竜也のこの言葉に部員全員は嬉し涙を流した。

そして…

琉南の伊佐が竜也のところへきた。

「新城くん、君には負けたよ。僕は今まで生徒を信頼せずに駒だと思っていた。今日の試合は君から色々と学ばせてもらったありがとう。最高の試合だった。」

「伊佐先生、こちらこそ。この子達は決してダメな奴らじゃない!!信頼してあげるこそがいいんです。」

伊佐と竜也は互いに握手をした。

数日後…

浦添東高校の体育館に男子バスケ部の部員達の声がいつものように響き渡る。

次なる目標に向けて…

インターハイ本大会…

そして…

それぞれの夢に向けて…

ファイブ 完

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Posted by ♪お毛毛♪ at 2010年07月09日   01:10
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