♪お毛毛♪プレゼンツちゅら劇場

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ファイブ1.5 最終話

プロの世界から正式にオファーが来た真は悩んでいた。

竜也に出会うまではプロの世界からオファーが来るなんて思ってもいなかったし、プロは遠い話だと思っていたからだ。

たしかに、竜也と出会ってから少しずつプロを意識して竜也みたいになりたいとは考えていたのはある。

今回のオファーもありがたい話だ。

ある日、真は竜也に相談した。

「監督、プロの世界はどうですか?」

「プロ。。。その前にお前はバスケが好きか?」

「はいっ!!大好きです。」

「実際、プロの世界は厳しいぞ!!活躍すれば好きなだけバスケで食っていける。しかし、活躍出来なければ白い目で見られる世界でバスケを嫌いになるかもしれない。それでも、お前はやれそうか?」

「やってやりますよ!!俺は監督を越えたいです!!」

「だったら、大丈夫だろう。」

「俺、実はどこのチームに入団したらいいか迷っているんですけど。。。」

「それはお前が決めることだ!!俺が決めることではない。」

それはそうだ。

自分自身のことは自分で決めるしかない。

しかし、両チームともオファーの回答期限が迫っていた。

「俺はどのチームに行けばいいんだろうか。。。?」

そんな時、たまたまテレビを付けたら福岡高校の西村の入団発表のニュースをやっていた。。。

西村の入団したチームは。。。

ドサンカーズ北海道

すぐに英里子に電話をした。

「もしもし、篠塚さんですか?先日オファーをいただいた、浦添東の仲村ですけど。。。」

「どうしたの?仲村くん。」

「実は。。。新城監督がプレーしていたドサンカーズさんに入団するか迷ったんですけど、西村と試合後に交わした約束を思いだし俺はシーサーズでプレーすることに決めました!!ほんと、オファーをいただいたのにすみませんでした。」

真は恐る恐る緊張しながら英里子に断りの電話をした。

すると、英里子は優しく

「そう。残念だわ。でも、仲村くんが出した答えだから仕方ない。これからはプロの世界、お互いライバルだから容赦しないわよぉ〜。シーサーズで頑張ってね!!」

これで、真の琉球シーサーズへの入団が決まった。

恭子に電話をして

「平山さん、これからシーサーズのメンバーとして期待に応えられる選手を。。。そして、最高のチームを目指して頑張っていくので宜しくお願いします!!」

「こちらこそ宜しくね!!シーサーズは新しいチームだけど、お互い頑張って最高のチームにしようね。」

こうして。。。

プロバスケットボール選手

琉球シーサーズの仲村真として新しいバスケット人生が始まるのであった。

ファイブ1.5 完

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Posted by ♪お毛毛♪ at 2011年09月25日   03:59
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