遠距離 第2話
あの喧嘩から数日後…
大輔とさくらの関係は次第に悪化していた。
毎日のようにやっていたメールもしなくなり、2人の間に溝が少しずつできている。
そういう日々が続いていた時…
大輔はさくらに内緒で那覇に帰っていた。
大輔はあずさと会っていたのだ。
「最近、さくらの様子はどう?」
「いつも通りだよ。」
「いや、そうじゃなくて…」
「大輔が聞きたいことはわかるよ!!」
「俺達のことで何か相談された?」
「まぁ、さくらは微妙な関係って言ってただけで他は何も聞いてないよ。」
「あぁ、そうなんだ…」
「もしかして、この前に帰ってきた時に喧嘩したんでしょ?」
「実はそうなんだ…」
「やっぱりね!!」
「やっぱりって何でわかるの?」
「2人を見てたらわかるよ。で、どうなの?」
「どうなの?って?」
「だから、さくらと仲直りしたいの?」
「そりゃ、したいよ!!」
「大輔のダメなとこを言ってあげようか?」
「はぁ?」
「自分勝手!!」
「何が?」
「わからないの?さくらは本当は大輔と毎日会えなくて寂しいんだよ!!それなのに、大輔はわかってない!!」
「わかってるさ!!」
「わかってるんだったら、じゃあ何で宮古島で急にカフェをすると言ったり、たまに帰ってきてもすぐに会おうとしない?今日だってそうじゃん!!」
大輔は何も言えなかった。
結局、さくらには会わずに宮古島へ帰って行った。
数日間、さくらのことを考えていた。
そんな時、偶然に那覇に住んでいた時代にさくらとデートした時に聴いていたラジオ番組が流れた。
あの頃を思い出していた。
ふと、大輔の中で気持ちが固まりさくらにメールを送った…
「明日の19時からFMを聴いてくれ。」
さくらは何のことかわからないが、次の日に大輔に言われたとおりにラジオを聴いていた。
いつもと同じ内容…
そんな時…
DJが読んだリスナーからのメッセージ…
「さくら!!ごめん…いつも自分勝手で。さくらのことを大事にしているはずが傷つけていた。本当はさくらの気持ちを知らなかった。もう、さくらを寂しくはさせない!!さくら!!俺と宮古島で暮らそう!!」
最初はさくらは驚いたが、少しずつ大輔は本当は自分のことを考えていると知ったのだった。
そして、さくらは…
第2話 終
大輔とさくらの関係は次第に悪化していた。
毎日のようにやっていたメールもしなくなり、2人の間に溝が少しずつできている。
そういう日々が続いていた時…
大輔はさくらに内緒で那覇に帰っていた。
大輔はあずさと会っていたのだ。
「最近、さくらの様子はどう?」
「いつも通りだよ。」
「いや、そうじゃなくて…」
「大輔が聞きたいことはわかるよ!!」
「俺達のことで何か相談された?」
「まぁ、さくらは微妙な関係って言ってただけで他は何も聞いてないよ。」
「あぁ、そうなんだ…」
「もしかして、この前に帰ってきた時に喧嘩したんでしょ?」
「実はそうなんだ…」
「やっぱりね!!」
「やっぱりって何でわかるの?」
「2人を見てたらわかるよ。で、どうなの?」
「どうなの?って?」
「だから、さくらと仲直りしたいの?」
「そりゃ、したいよ!!」
「大輔のダメなとこを言ってあげようか?」
「はぁ?」
「自分勝手!!」
「何が?」
「わからないの?さくらは本当は大輔と毎日会えなくて寂しいんだよ!!それなのに、大輔はわかってない!!」
「わかってるさ!!」
「わかってるんだったら、じゃあ何で宮古島で急にカフェをすると言ったり、たまに帰ってきてもすぐに会おうとしない?今日だってそうじゃん!!」
大輔は何も言えなかった。
結局、さくらには会わずに宮古島へ帰って行った。
数日間、さくらのことを考えていた。
そんな時、偶然に那覇に住んでいた時代にさくらとデートした時に聴いていたラジオ番組が流れた。
あの頃を思い出していた。
ふと、大輔の中で気持ちが固まりさくらにメールを送った…
「明日の19時からFMを聴いてくれ。」
さくらは何のことかわからないが、次の日に大輔に言われたとおりにラジオを聴いていた。
いつもと同じ内容…
そんな時…
DJが読んだリスナーからのメッセージ…
「さくら!!ごめん…いつも自分勝手で。さくらのことを大事にしているはずが傷つけていた。本当はさくらの気持ちを知らなかった。もう、さくらを寂しくはさせない!!さくら!!俺と宮古島で暮らそう!!」
最初はさくらは驚いたが、少しずつ大輔は本当は自分のことを考えていると知ったのだった。
そして、さくらは…
第2話 終
Posted by
♪お毛毛♪
at
2010年07月01日
02:16
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